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理容試験項目集約 解説 6章~8章(24回~46回)

理容師国家試験過去問題(技術理論 6章~8章)
第24回~第46回テキスト項目集約 解説(下段、答とテキストページ)



6章(パーマネントセット)


1 パーマネントウェービング


45回 問題50 パーマネントウェーブ用剤の種類と特徴に関する次の記述の
    うち、誤っているものはどれか。

(1) 第1剤には、ウェーブ形成用と縮毛矯正用がある。
(2) 第1剤には、コールド式や加温式がある。
(3) 第1剤は、すべて酸性である。
   1剤には酸性、中性、アルカリ性のものがある。
(4) 添加剤の違いにより、いろいろな特徴をもったパーマネントウェーブ用剤が
  つくられている。

3    1‐158,159


28回 問題46 パーマネントウェービングに関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1)パーマネントウェーブ用剤は、効能・効果、有効成分、浴式、操作温度の
   組合せにより、いろいろなタイプのものがある。
(2)ストレートパーマには、パーマネントウェーブを伸ばし、元の自毛の状態
   に戻す技術と縮毛矯正技術とがある。
(3)アイパーは、加温2浴式のパーマネントウェーブ用剤で毛髪のシスチン結
   合を切断し、アイロンでスタイルを形作り、第2剤(2液)でヘアスタイル
   を固定させる。
(4)現在、最も多く用いられているパーマネントウェーブ用剤は、酸性のコー
   ルド2浴式の用剤である。
    現在、最も多く用いられているパーマネントウェーブ用剤は、アルカリ
    性のコールド2浴式の用剤である。


4    1-158、159、161,162


25回 問題47 パーマネントウェーブに関す次の文章の(  )内に入る語
    句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「現在、多く用いられているパーマネントウェーブの方法は、( A )として
 の第1剤(1液) と( B )としての第2剤(2液)を用いた( C )2浴式で
 ある。」

    A       B      C
(1)酸化剤 ―― 還元剤 ―― 加温
(2)酸化剤 ―― 還元剤 ―― コールド
(3)還元剤 ―― 酸化剤 ―― コールド
(4)還元剤 ―― 酸化剤 ―― 加温

3  1-159(コールド二浴式パーマネントウェーブの項目を参照)





2 ワインディング


39回 問題47 コールド二浴式パーマネントウェーブにおける中間酸リンス
    の働きに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)毛髪の表面に付着している第1剤を除去する。
(2)第1剤を中和して第2剤の効果を高める。
(3)シスチン結合の結合を切る。
    シスチン結合の切断は、チオグリコール酸やシステインの、還元作用
    を持った1剤の作用で切る。

(4)塩結合を元に戻す。

3    1-159,160


43回 問題 旧47 新50 ワインディングに関する次の記述のうち、誤っ
    ているものはどれか。

(1) ボリュームの出し方には、ロッドの太さによる方法とストランド(毛束)の角
  度による方法がある。
(2) 輪ゴムは、毛折れを防ぐためにピボットポイントにとめる。
(3) ロングステムは、ボリュームを必要とする部分に糊する。
    ロングステムは、ボリュームをあまり必要としない部分や、根元にか
    けたくない場合に使用する。

(4) ハーフステムは、ややボリュームを必要とする部分に使用する。

3    1‐166,167,168


42回 問題 旧47 新50 ワインディングのノンステムに関する次の記述
    のうち、正しいものの組合せはどれか。

a ボリュームを必要としない部分に用いられる。
    ボリュームを必要とする部分に主に用いられる。
b ストランドの角度を90度以下に引き出してワインディングする。
    ストランドの角度を110度以上に引き出してワインディングする。
c 輪ゴムは頭皮面に対して垂直にかけてとめる。
d 根元からはりのあるカールやウェーブを必要とするときに用いられる。

 (1) aとb   (2) bとc  
 (3) cとd   (4) aとd

3    1-167


32回 問題47 ワインディングに関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1)輪ゴムは、ピボットポイント側のゴム圧が強くなるようにかける。
    輪ゴムは、ピボットポイント側のゴム圧が弱くなるようにかける。
(2)ノンステムは、ボリュームを大きく出す場合に用いる。
(3)ハーフステムの輪ゴムは、頭皮面に対して45度にかける。
(4)ロングステムの輪ゴムは、頭皮面と平行にかける。

1   1-167、168


35回 問題46 ワインディング技術におけるストランドの角度とボリューム
    に関する次の文章の(   )内に入る語句の組合せのうち、正しいも
    のはどれか。

「ボリュームを大きく出す場合は( A )、反対に抑える場合は( B )、
 その中間の場合は( C )を配置するとボリューム表現ができる。」

      A         B        C
(1)ロングステム ── ハーフステム ── ノンステム
(2)ノンステム ─── ロングステム ── ハーフステム
(3)ハーフステム ── ノンステム ─── ロングステム
(4)ロングステム ── ノンステム ─── ハーフステム

2 1-167,168(ノンステム、ハーフステム、ロングステムの項目を参照)


37回 問題47 ワインディングのストランドの角度とボリュームに関する次
    の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)ノンステムの輪ゴムは、頭皮面と平行にかけてとめる。
    ノンステムの輪ゴムは、頭皮面に対して垂直にかけてとめる。
(2)ロングステムの輪ゴムは、頭皮面に対して45度にかけてとめる。
    ロングステムの輪ゴムは、頭皮面と平行にかけてとめる。
(3)ハーフステムは、ボリュームを必要としない部分に用いる。
    ハーフステムは、ややボリュームを必要とする部分に用いる。
(4)ノンステムは、ボリュームを必要とする部分に用いる。

4    1-167,168


38回 問題47 ワインディングに関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1)ノンステムは、根元からはりのあるカールやウェーブを必要とするときに
   使用する。
(2)輪ゴムをとめる位置は毛折れを防ぐために、ピボットポイントにとめるこ
   とが原則である。
(3)ロングステムは、ストランドの角度を110度以上に引き出してワインデ
   ィングする。
    ロングステムは、ストランドの角度を90度以下に引き出してワイン
    ディングする。

(4)ハーフステムでは、輪ゴムは頭皮面に対して45度にかけてとめる。

3    1-167,168


45回 問題51 ワインディングにおけるストランドの角度とボリュームに関
    する次の語句の組合せのうち、左からボリュームの大きい順になってい
    るものはどれか。

(1) ハーフステム ─── ロングステム ─── ノンステム
(2) ロングステム ─── ノンステム ──── ハーフステム
(3) ノンステム ──── ハーフステム ─── ロングステム
(4) ロングステム ─── ハーフステム ─── ノンステム

3 1‐167,168(ノンステム、ハーフステム、ロングステムの項を参照)


46回 問題51 ワインディングに関する次の記述のうち、正しいものはどれ
    か。

(1) 輪ゴムは、ピボットポイント側の圧力が強くなるようにとめる。
    ビポットポイント側の圧力を弱めるようにとめる。
(2) ハーフステムは、輪ゴムを頭皮面に対して垂直になるようにとめる。
    ハーフステムは、輪ゴムを頭皮面に対して45度にかけてとめる。
(3) ノンステムは、輪ゴムを頭皮面と45度になるようにとめる。
    ノンステムは、輪ゴムを頭皮面に対して垂直にかけてとめる。
(4) ロングステムは、輪ゴムを頭皮面と平行になるようにとめる。

4    1-167,168





4 アイアニング


40回 問題47 アイアニング技術に関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1)アイパーでは、アイロンの温度設定は80~100℃が適切である。
    アイパーでは、アイロンの温度設定は110~130℃が適切である。
(2)アイパーをしっかりとかける場合は、細丸アイロンを使用する。
    アイパーをしっかりとかける場合は、平型アイロンを使用する。
(3)アイロンパーマのカールは、リンシング後は強く、乾くと伸びる。
    アイロンパーマのカールは、リンシング後は伸びていて、乾くにした
    がってカールが現れる。

(4)アイロンパーマのカールの強弱は、テンションのかけ具合と作用時間の長
   短で調節する。

4    1-180、181





7章(ヘアカラーリング)


2 色彩の原理


45回 問題52 色彩の原理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれ
    か。

(1) 色は、無彩色と有彩色の二つに大別される。
(2) 無彩色には、色相・明度・彩度の三属性がある。
    無彩色(白・灰色・黒) と有彩色(赤・青・緑などの色みのあるもの)
     の2つに大別される。

(3) 最も明度が高いのは白で、最も低いのは黒である。
(4) 各色相において最も彩度の高いものを純色という。

2    1‐193


43回 問題 新55 色彩の原理に関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1) 色は、無彩色と有彩色の2つに大別される。
(2) 赤・青・緑など色味のあるものを有彩色という。
(3) 有彩色には、色相、明度、彩度の3つの属性がある。
(4) 無彩色には、色相しかない。
    無彩色には明度だけしかない。

4    1‐193


44回 問題51 マンセル表色系による色の分類に関する次の記述のうち、正
    しいものはどれか。

(1) マンセル記号による色の表し方は「彩度・色相/明度」である。
    マンセル記号による色の表し方は「色相・彩度/明度」である。
(2) 明度は、黒を0、白を10とした11段階に分けて設定されている。
(3) 青や緑は高い彩度まであるが、赤や黄にはあまり高い彩度はない。
    赤や黄は高い彩度まであるが、青や緑にはあまり高い彩度はない。
(4) 最も彩度が高いのは明度5の青で、彩度14まである。
    最も彩度が高いのは赤の明度5のところで、彩度14まである。

2    1‐193,194,195





3 染毛剤の種類と原理


31回 問題47 染毛剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)酸性ヘアカラーやヘアマニキュアは、メラニン色素を脱色する力がないた
   め、毛髪の損傷が少ないという長所がある。
(2)アルカリ性酸化染毛剤は、色の種類も多く、現在最も多く使用されている。
(3)酸性酸化染毛剤は、酸化染料がキューティクルの浅い内部に染まりつき、
   主に白髪染めに使われる。
    酸性酸化染毛剤ではなく、半永久染毛料(酸性カラー、ヘアマニ
    キュア、カラーリンスなど)の説明記述。

(4)ヘアブリーチ剤は、1剤としてアルカリ剤、2剤として過酸化水素水を主
   成分とするものが多い。

3    1-198,199,201





4 染毛剤の安全性と取扱い上の注意


24回 問題49 染毛剤のパッチテスト(皮膚貼布試験)に関する次の記述のう
    ち、誤っているものはどれか。

(1)パッチテストは、カブレを未然に防ぐためのテストである。
(2)パッチテストは、耳のうしろの生え際、腕の内側など皮膚のやわらかい部
   分で行う。
(3)パッチテストは、実際に染毛剤を使用する割合でテスト液をつくり、10
   円硬貨程度の大きさに塗布する。
(4)テスト液の塗布後は12時間放置して、皮膚の状態に異常がなければ染毛
   してよい。
    テスト液の塗布後は48時間放置して、皮膚の状態に異常がなければ
    染毛してよい。


 4   1-204,205,206


46回 問題52 染毛剤のパッチテストに関する次の記述のうち、正しいもの
    の組合せはどれか。

a パッチテストは、アレルギーの有無を確認するため行う。
b 脱色剤・脱染剤もパッチテストは必ず行う。
    脱色剤・脱染剤には酸化染料が含まれていないため、パッチテストは
    不要である。

c テスト部分は絆創膏(ばんそうこう)等で覆い、テスト液が乾かないようにす
 る。
    テスト部位は粋創膏等で覆わないことや、テスト部位がぬれると正確
    な判断ができなくなるため、ぬらさないようにする。

d 48時間経過後、異常がないことを確認したらすぐに施術する。

 (1) aとb     (2) bとc
 (3) cとd     (4) aとd

4    1-204,205,206


31回再 問題50 染毛剤の取扱い上の注意に関する次の記述のうち、正しい
     ものはどれか。

(1)染毛剤は、アレルギー反応を起こすことはないので、パッチテストを行う
   必要がない。
    染毛剤は、アレルギー反応を起こす恐れがありため、パッチテスト
    が必要。

(2)眉毛やまつ毛の染毛は、染毛剤が目に入らないように十分注意して行う。
    眉毛やまつ毛は、絶対染めないこと。
(3)染毛を行う前には、頭皮を保護するため、シャンプーを必ず行う。
    染毛を行う前には、頭皮を過敏にしないためにシャンプーは行わない。
(4)染毛を行う場合は、必ず施術用手袋を装着して行う。

4   1-204,207


43回 問題 旧48 新51 染毛剤のパッチテストに関する次の記述のうち、
    正しいものはどれか。

(1) 初回のパッチテストで異常が認められなければ、次回からは省略してよい。
    省略することなく染毛のたび、実施する。
(2) テスト液を塗布した部分は、絆創膏(ばんそうこう)等で、覆っておく。
    粋創膏等で覆わないことや、テスト部位がぬれると正確な判断ができ
    なくなるため、ぬらさないようにすること。

(3) テスト液を塗布したら、必ず48時間放置する。
    48時間放置するが、テストの途中で少しでも異常を感じたら、48時間
    待つことなくすぐにテストを中止し、テスト部位を洗い流す。

(4) 脱色剤及び脱染剤は、パッチテストは不要である。

4    1‐205


32回 問題48 染毛剤によるカラーリングに関する次の記述のうち、正しい
    ものはどれか。

(1)カラーリングは、パーマネントウェーブと同時に施術するとよい。
    パーマネントウェーブ施術から1週間の期間を開けてから、カラーリ
    ングを行う。

(2)調合済の染毛剤は、冷暗所で保存すれば長期間使用できる。
    調合済の染毛剤は、保存することができないので廃棄する。
(3)パッチテストの結果が陰性であっても、頭部に傷がある人の染毛は、施術しては
   ならない。
(4)眉毛やまつ毛の染毛は、染毛剤が目に入らないように十分注意して行う。
    眉毛やまつ毛は、絶対染めないこと。

3    1-206、207


34回 問題48 染毛剤によるヘアカラーリングに関する次の記述のうち、正
    しいものはどれか。

(1)調合していない染毛剤は、密栓し、直射日光があたらないように冷暗所に
   保管する。
(2)パッチテストは、染毛剤を塗布し、6時間後に皮膚の状態を調べる。
    パッチテストは、染毛剤を塗布し、48時間後に皮膚の状態を調べる。
(3)染毛剤は、使用前日に調合し、施術で残った調合済みの染毛剤は密栓して
   保存する。
    調合済の染毛剤は、保存することができないので廃棄する。
(4)染毛の直前には必ずシャンプーを行い、頭皮に刺激を与える。
    染毛を行う前には、頭皮を過敏にしないためにシャンプーは行わない。

1    1-206,207


44回 問題52 ヘアカラーリングに関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1)頭皮に傷がある場合は、十分注意して施術する。
    頭・顔・首筋にはれものや傷がある場合は施術しない。
(2)ネープは染まりやすいが、トップ、クラウンは染まりにくい。
    (210P、中段の図を参照)
(3)ヘアブリーチ剤や染毛剤は、使用直前に調合を行い、使用後残った液は再
   使用しない。
(4)パッチテストのテスト液を塗布して12時間経過後、皮膚の状態に異常がな
   ければ染毛してよい。
    パッチテストは24時間経過後、皮膚の状態に異常がなければ染毛して
    よい。


3    1‐206,207,210





6 ヘアカラーリング(おしゃれ染め、白髪染)


26回 問題47 白髪染めの染毛剤の塗布に関する次の記述のうち、正しいも
    のはどれか。

(1)染毛剤は、皮膚につけないように注意し、全体にたっぷり塗布する。
(2)染毛剤は、頭皮につけながら根元から塗布する。
    染毛剤は頭皮につけないように注意し、全体にたっぷり塗布する。
(3)原則として、バック → 生え際 → フロント → トップの順に塗布
   する。
    原則として、生え際 → フロント → トップ → バックの順に
    塗布する。

(4)塗布した直後にコーミングする。
    塗布した直後のコーミングは避ける。

1   1-214


30回 問題46 白髪染めの注意事項に関する次の記述のうち、正しいものは
    どれか。

(1)頭毛の白髪の量(比率)をチェックし、量が多いほど染毛剤を明るく調合
   する。
    頭毛の白髪の量(比率)をチェックし、量が多いほど染毛剤を暗く調合
    する。

(2)原則として、生え際 → フロント → トップ → バックの順に塗布する。
(3)額の生え際や襟まわりは、染毛剤を皮膚につけながら塗布する。
    額の生え際や襟まわりは、ハイゼニッククリームなどの油性クリーム
    を塗布する。

(4)塗布した直後にコーミングを十分に行う。
    塗布した直後のコーミングは避ける。

2   1-214


33回 問題47 白髪染めにおける染毛剤の塗布に関する次の記述のうち、正
    しいものはどれか。

(1)塗布は、生え際、フロント、トップ、バックの順に行う。
(2)頭皮を刺激しないために油性クリームを頭皮全体に塗布する。
    油性クリームは、生え際、襟まわりに塗布する。
(3)根元が染まるよう頭皮にも塗布する。
    染毛剤は頭皮につけないように注意し、全体にたっぷり塗布する。
(4)コーミングは、塗布した直後に行う。
    塗布した直後のコーミングは避ける。

1   1-214





7章項目複合問題


28回 問題47 ヘアカラーリングに関する次の記述のうち、正しいものの組
    合せはどれか。

a ヘアブリーチ剤は、毛髪のメラニン色素を分解して脱色する。
b 黒髪に繰り返しブリーチを行うと白髪のような純白になる。
   黒髪に繰り返しブリーチを行っても白髪のような純白にはならない。
c 染毛剤が残った場合、眉毛やまつ毛を染めてもよい。
   眉毛やまつ毛は、絶対に染めないこと。
d 一般的に、染める前のシャンプーは行わない。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

4   1-201,207


39回 問題48 カラーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)酸性酸化染毛剤は半永久染毛剤に分類され、パッチテストを必要としない。
    酸性酸化染毛剤は永久染毛剤に分類され、パッチテストが必要。
(2)調合した酸化染毛剤が残った場合は密閉して保存する。
    調合済の染毛剤は、保存することができないので廃棄する。
(3)酸化染毛剤によるカラーリングは、パーマネントウェーブの施術直後には行
   わない。
(4)カラースプレーは、永久染毛剤なのでシャンプーで色落ちしない。
    カラースプレーは、一時染毛料なのでシャンプーで色が落ちる。

3    1-198、199、206、207


40回 問題48 ヘアカラーリングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)酸化染毛剤は使用直前に調合し、残った場合は保存できないので捨てる。
(2)頭毛が非常に黒く硬い場合には、カラーチャート見本で一段明るめの色を選
   ぶようにする。
(3)パッチテストは、以前かぶれたことがないのであれば行う必要はない。
    突然アレルギー反応を起こす場合もあるので、パッチテストは毎回行う
    必要がある。

(4)リタッチとはカラーリングやブリーチ後の新生毛に施術することをいう。

3    1-205、207、210、216





8章(シェービング)


2 シェービングの要件


26回 問題48 シェービングに関する次の記述のうち、誤っているものはど
    れか。

(1)シェービングの際、皮下に骨が突出している下顎部ではレザーのあたりが
   弱く感じられ、反対に頬部では強く感じられる。
    シェービングの際、皮下に骨が突出している下顎部ではレザーのあた
    りが強く感じられ、反対に頬部では弱く感じられる。

(2)レザーによって毛が切られずに引っ張られた場合、毛包周辺に分布する知
   覚神経が刺激されるため痛みを感じる。
(3)シェービングの際の痛みの原因としては、添え手の張りや切れ刃の対皮角
   度などが不適当であったことが考えられる。
(4)レザーの切れ刃は皮膚の表面に触れて、目に見えない微細な損傷を与える。

1    2-8





4 シェービングの基本技術と要領


27回 問題48 シェービングの姿勢に関する次の文章の(   )内に入る
    語句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「技術者の位置は、その部位に( A )する。技術は技術者の( B )で
 行い、重心は刃物を持つ手の運行をスムーズに行うため刃物を( C )に
 おく。」

     A       B       C
(1)右45度正対 ―― 右側 ――― 持つ逆足
(2)正対 ―――――― 右側 ――― 持つ足
(3)右45度正対 ―― 中心 ――― 持つ逆足
(4)正対 ―――――― 中心 ――― 持つ足

4    2-11(シェービングの姿勢の項目を参照)


35回 問題47 シェービングにおける、技術者の位置と姿勢に関する次の記
    述のうち、誤っているものはどれか。

(1)技術者の位置は、施術部位に対して上肢が円滑なはたらきを行える位置が
   よい。
(2)技術者の重心は、刃物を持つ右手の運行をスムーズに行うため右足に置く。
(3)技術者の上体が施術部位に正対する位置に立ち、体の中心で技術ができる
   ように下肢を構える。
(4)レザーの運行方向や対比角度の調整は、技術者の手先で行うとよい。

    レザーの運行方向や対比角度の調整は、技術者の姿勢全体で行うとよい。

4     2-11,12


25回 問題48 シェービングにおけるレザーの持ち方に関する次の記述のう
    ち、正しいものはどれか。

(1)フリーハンドとは、レザーを指関節によって押し出すようにしてシェービ
   ングを行うことから押しかみそりともいう。
    フリーハンドとは、最も基本的な持ち方で常にレザーを手前に運行す
    る持ち方である。

(2)バックハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方でレザーを手前に運行する。
    バックハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方でレザーの切れ刃を逆
    に返した持ち方である。「返しかみそり」ともいう。

(3)ペンシルハンドとは、刀尾がハンドルの内側に出ないようにして、握るよ
   うに持つ持ち方である。
    ペンシルハンドとは、刀尾がハンドルの内側からわずかに出る程度にし
    て、切れ刃を左に向け、刀首を下げて持つ持ち方である。

(4)プッシュハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方で、手関節だけを手背側
   へそらし、切れ刃を向こう側に向けた持ち方である。

4   2-13


30回 問題47 レザーの基本的な持ち方に関する次の記述のうち、正しいも
    のはどれか。

(1)ペンシルハンドは、刀身とハンドルが一直線になるようにまっすぐのばし、
   細い棒をにぎるようにして持つ持ち方である。
    ペンシルハンドは、刀尾がハンドルの内側からわずかに出る程度にし
    て、切れ刃を左に向け、刀首を下げて持つ持ち方である。

(2)フリーハンドは、常にレザーを手前に運行する持ち方である。
(3)バックハンドは、フリーハンドの持ち方で手関節だけを手背側へそらし、
   切れ刃を向こう側に向けた持ち方である。
    バックハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方でレザーの切れ刃を逆
    に返した持ち方である。「返しかみそり」ともいう。

(4)プッシュハンドは、最も基本的な持ち方で、常にレザーを手前に運行する
   持ち方である。
    プッシュハンドは、フリーハンドの持ち方で手関節だけを手背側へそ
    らし、切れ刃を向こう側に向けた持ち方である。


2    2-13


38回 問題48 下図はシェービングにおけるレザーの持ち方を表したもので
    ある。プッシュハンドに該当するものはどれか。
20180902_ri48 400

2     2-13(レザーの持ち方の項目を参照)


42回 問題 旧48 新51 下図は、シェービングにおけるレザーの持ち方
    を表したものである。バックハンドに該当するものはどれか。
理容 42回旧 48問
3    2-13(上段の図を参照)


45回 問題53 下図は、シェービングにおけるレザーの持ち方を表わしたも
    のである。バックハンドはどれか。
理容45回 53
2        2‐13(項の図を参照)


29回 問題47 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、
    正しいものはどれか。

(1)レザーを円滑に運行するには上肢を合理的な自然運動で使う。
(2)手関節・指関節による運行は、広い面積を大きくシェービングするのに適
   している。
    手関節・指関節による運行は、比較的狭い部位のシェービングに適し
    ている。

(3)肘関節による運行は、比較的狭い部位のシェービングに適している。
    肘関節による運行は、広い面積を大きくシェービングするのに適して
    いる。

(4)刃元によるシェービングよりは、レザーの中心から刃先の部分を使うほう
   が安全である。
    レザーの中心から刃先の部分を使うシェービングよりは、刃元による
    シェービングのほうが安全である。


1   2-14、15


44回 問題53 レザーの操作・運行に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) レザーは、皮膚に均等に接触させるために円弧状に運行する。
(2) 広い部分を剃るときは、肘関節を軸とした大きなストロークで行う。
(3) レザーの操作・運行は、技術者の左胸の前で行う。
    技術者の上体の中心線上で行うことが望ましい。
(4) レザーを円弧状に運行すると、刃先は動きが大きくなり皮膚への刺激が強く
  なるので刃元を使う。

3    2‐14、15


32回 問題49 シェービングの基本技術と要領に関する次の記述のうち、正
    しいものはどれか。

(1)肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、運行範囲が小さい時
   に使う。
    肘関節を軸とする前腕の操作によるレザーの運行は、運行範囲が大き
    い時に使う。

(2)斜行運行は、毛流の方向に対して45度以内に行う。
(3)毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を大きくして運行する。
    毛が硬く量が多い場合には、対皮角度を小さくして運行する。
(4)軟毛には、対皮角度を小さくして運行する。
    軟毛には、対皮角度を大きくして運行する。

2   2-14、16


31回 問題48 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、
    正しいものはどれか。

(1)レザーが顔の表面に平均的に接触するためには、直線状に運行する。
    レザーが顔の表面に平均的に接触するためには、円弧状に運行する。
(2)軟毛のように毛の抵抗が少ない場合には、対皮角度を小さくして運行する。
    軟毛のように毛の抵抗が少ない場合には、対皮角度を大きくして運行
    する。

(3)レザーの刃元によるシェービングは、刃先の部分を使うより安全である。
(4)レザーは、斜行するより毛流に沿って運行すると切れ味が増す。
    レザーは、毛流に沿って剃るより斜行すると切れ味が増す。

3    2-14、15、16


36回 問題48 シェービングにおける、レザーの運行に関する次の記述のう
    ち、正しいものはどれか。

(1)硬毛のように毛の抵抗が大きい場合は、対皮角度を小さくして運行する。
(2)運行速度は、1秒2ストロークくらいが標準である。
    運行速度は、1秒1ストロークくらいが標準である。
(3)肘関節による運行は、狭い範囲の部分を剃るときのストロークに適している。
    肘関節による運行は、広い範囲の部分を剃るときのストロークに適し
    ている。

(4)レザーの斜行角度は、毛流の方向に対して50度以上が原則である。
    レザーの斜行角度は、毛流の方向に対して45度以内が原則である。

1    2-14,15,16


42回 問題 旧49 新52 シェービングの基本技術に関する次の記述のう
    ち、誤っているものはどれか。

(1)ラザーリングは 2回行うが、1回目のラザーリングは、皮膚とひげの水分を
   保ち、シェービングしやすくすることが目的である。
    1回目のラザーリングは、石けんの洗浄作用により皮膚の汚れやあぶら
    分を取り除くことが目的である。

(2)添え手とは、手指によりシェービングに適した皮膚の状態にする技法で
   ある。
(3)毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合、対皮角度は小さくして運行す
   る。
(4)レザーは、皮膚に均等にあてて剃(そ)るためには円弧状に運行するのが
   原則である。

1    2-14,15,16,17


34回 問題49 シェービングに関する次の記述のうち、正しいものの組合せ
    はどれか。

a 球面状の顔の表面にレザーが平均に接触するためには、円弧状の運行が必要
  である。
b レザーの斜行角度は、毛流の方向に対して45度以内が原則である。
c 軟毛のように毛の抵抗が少ない場合には、レザーの対皮角度を小さくして運
  行する。
   軟毛のように毛の抵抗が少ない場合には、対皮角度を大きくして運行する。
d レザーの運行は、刃元よりも刃先を使うと安全である。
   レザーの運行は、刃先よりも刃元を使うと安全である。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

1    2-15、16


25回 問題49 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、
    誤っているものはどれか。

(1)硬毛のように毛の抵抗が大きい場合は、対皮角度を小さくして軽く運行
   する。
(2)レザーの運行は、毛流にそって運行するよりも斜行したほうが切れ味は増
   大する。
(3)レザーの運行速度は、1ストローク1秒が標準であるが、より速く運行す
   るほうが安全で効率がよい。
    レザーの運行速度は、1ストローク1秒が標準であり、それに合わせた
    テンポで運行するのがよい。

(4)レザーは刃先より刃元の方が、安定した操作・運行ができる。

3   2-15、16


38回 問題49 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、
    正しいものはどれか。

(1)運行速度は、1ストローク2秒が標準である。
    運行速度は、1ストローク1秒が標準である。
(2)斜行角度は、毛流の方向に対して45度以内が原則である。
(3)斜行するよりも、毛流にそって運行する方が切れ味が増大する。
    毛流にそって剃るよりも、斜行する方が切れ味が増大する。
(4)軟毛は、対皮角度を小さくして運行する。
    軟毛は、対皮角度を大きくして運行する。

2    2-15,16


37回 問題48 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の文章の
    (   )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。

「硬毛のように毛の抵抗が( A )場合は、対皮角度を( B )して運行
 する。また、レザーは( C )より( D )のほうが、正確な操作・運
 行ができる。」

    A      B      C     D
(1)大きい ── 小さく ── 刃元 ── 刃先
(2)小さい ── 大きく ── 刃元 ── 刃先
(3)大きい ── 小さく ── 刃先 ── 刃元
(4)小さい ── 大きく ── 刃先 ── 刃元

3 2-15,16(レザーの操作・運行、レザーの運行角度の項目を参照)


42回 問題 旧50 新53 シェービングに関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1) レザーの運行速度は、 1ストローク1秒くらいが標準である。
(2) 皮膚表面の角質を削りやすいので、同じ部位を繰り返し剃らない。
(3) レザーの斜行角度は、毛流の方向に対して 45度以内が原則である。
(4) 1回剃りは、毛流の真横又は斜め下から行うようにする。
    1回剃りの場合、基本的な添え手は、レザーの運行方向の反対に左手指
    で皮膚を引き寄せながら剃ることである。


4    2-15,16,19


46回 問題53 シェービングに関する次の記述のうち、誤っているものはど
    れか。

(1)毛が硬くて量も多く、抵抗が大きい場合には、対皮角度は大きくして運行
  する。
    毛がかたくて量も多く抵抗が大きい場合には、皮膚にも力が大きくは
    たらいて傷つけやすいので、対皮角度は小さくして運行する。

(2)運行速度は、1ストローク1秒くらいが標準である。
(3)添え手とは、レザーを持つ手と逆の手指によってシェービングするのに適
   した皮膚の状態にする技法である。
(4)1回目のラザーリングは、皮膚の汚れやあぶら分を取り除くことが目的で
   ある。

1   2-16,17



31回再 問題46 替刃式レザーに関する次の記述のうち、誤っているものは
     どれか。

(1)肘関節を使った大きな運行は、対皮圧力が強くなるため適当ではない。
(2)運行距離は長く、運行速度も速くする。
    ストロークを短くし、ゆっくりとした運行が大事である。
(3)添え手は軽くし、決して強く張らない。
(4)対比角度は45度を保つとよい。

2    2-16、20


37回 問題49 シェービングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)2回目のラザーリングは、レザーの運行をスムーズにする。
(2)顔面全体をスチームタオルで覆うことを密着法という。
    顔面全体をスチームタオルで覆うことをてん包法という。
(3)レザーの運行速度は、1ストローク2秒くらいが標準である。
    レザーの運行速度は、1ストローク1秒くらいが標準である。
(4)レザーの持ち方は、刃肩を母指と示指で挟み持つ。
    レザーの持ち方は、刃腰部を母指と示指で挟み持つ。

1    2-12、16,17


27回 問題49 シェービングにおけるラザーリングに関する次の記述のうち、
    正しいものはどれか。

(1)ラザーリングを行う場合、肘関節を軸とする回転運動で行う。
    ラザーリングを行う場合、手関節を軸とする回転運動で行う。
(2)毛孔部分に十分泡を塗布するには、毛流と逆の方向にブラシを運行する。
(3)ブラシの圧力は、毛先が皮膚表面からそり返る程度がよい。
    ブラシの圧力は、毛先が皮膚表面からそり返らない程度がよい。
(4)ラザーリングは、皮膚とひげの水分を取り除きシェービングしやすくする。
    ラザーリングは、皮膚とひげの水分を保ちシェービングしやすくする。

2   2-17


31回 問題49 シェービングにおけるラザーリングに関する次の記述のうち、
    正しいもはどれか。

(1)ラザーリングは、皮膚とひげの水分を保ち、シェービングしやすくする。
(2)ラザーリングは、毛孔の部分まで泡を塗布させるため、毛流の方向に運行
   する。
    ラザーリングは、毛孔の部分まで泡を塗布させるため、毛流と逆の方
    向に運行する。

(3)ラザーリングは、指関節を中心とする上下運動で行う。
    ラザーリングは、手関節を軸とする回転運動で行う。
(4)ラザーリングは、スチーミングの前後に関係なく、1回行うのが原則である。
    ラザーリングは、スチーミングの前後で2回行うのが原則である。

1    2-17


32回 問題50 ラザーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれ
    か。

(1)1回目のラザーリングの目的は、皮膚とひげの水分を保ち、シェービング
   しやすくすることである。
    1回目のラザーリングの目的は、石けんの作用により皮膚の汚れを取
    り除くことである。

(2)2回目のラザーリングの目的は、石けんの作用により皮膚の汚れを取り除く
   ことである。
    2回目のラザーリングの目的は、皮膚とひげの水分を保ち、シェービ
    ングしやすくングしやすくすることである。

(3)ラザーリングは、手関節を軸とする回転運動で行う。
(4)毛孔の部分まで泡を塗布させるためには、毛流と同じ方向に運行する。
    毛孔の部分まで泡を塗布させるためには、毛流と逆の方向に運行する。

3     2-17


41回 問題 新54 メンズシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1) 1回目のラザーリングの目的は、肌の汚れを取ることである。
(2) 2回目のラザーリングの目的は、シェービングしやすくするためである。
(3) 耳部周囲は、凹凸がないので容易にレザーを運行することができる。
   耳前部・耳上部・耳後部ではごく狭い部位でレザーを運行し、シェーピン
    グするのであるから細心の注意が必要である。

(4) もみあげ部では、レザーを動かすのではなく、添え手で皮膚を上げる。

3    2-17,28


33回 問題48 シェービング技術におけるスチーミングに関する次の記述の
    うち、誤っているものはどれか。

(1)レザーの運行を滑らかにする。
(2)皮膚及び毛を柔軟にする。
(3)皮膚の老廃物や汚れを泡とともに拭き取る。
(4)スチーミングは、清拭、てん包、密着の順に行う。
    スチーミングは、てん包、密着、清拭の順に行う。

4    2-19


41回 問題 旧49 新52 替刃式レザーによるシェービングの注意点に関
    する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 切れ味を良くするために、必ず斜行運行する。
    替刃の斜行運行は皮膚に均等にあてることを目的とする。切れ味をよ
    くするために意識して斜行運行する必要はない。

(2) 皮膚に触れる瞬間が最も切りやすいので、雑にあてない。
(3) 同じところを繰返し剃らない。
(4) 対皮角度を小さくし、ゆっくりと運行する。

1    2-19,20


43回 問題 旧49 新52 替刃式レザーによるシェービングに関する次の
    記述のうち、正しいものはどれか。

(1) ストロークを短くして、ゆっくりと運行をする。
(2) 剃り残しをしないために、同じ部位を必ず3回以上剃る。
    皮膚表面の角質を削りやすいので、できるだけ同じところを剃らない
    ようにする。

(3) 切れをよくするために、必ず45度以上の斜行運行をする。
    替刃の斜行運行は皮膚に均等にあてることを目的とする。切れ味をよ
    くするために意識して斜行運行する必要はない。

(4) 対皮角度を大きくとり、皮膚への圧力を強めにする。
    替刃は鋭いので対皮角度を小さくする。また、皮膚に対して刃のあた
    りが強いので、皮膚への圧力を弱くする。


1    2‐19,20


35回 問題49 シェービング後のスチームタオルによる拭き取りに関する次
   の記述のうち、正しいものはどれか。

(1)使用するスチームタオルの温度は40~45℃が適温である。
(2)てん包法では、側頸部と耳介部を覆うようにする。
    てん包法では、耳介部は覆わない。
(3)密着法で眼部を圧迫するときは手掌で強めに圧迫する。
    密着法で眼部を圧迫するときは両手の手指で軽く圧迫する。
(4)清拭法では、シェービングソープを皮膚に残すようにする。
    清拭法では、シェービングソープをしっかりふき取る。

1    2-19、21、56、58


28回 問題48 替え刃式レザーの操作上の留意点に関する次の記述のうち、
    正しいものの組合せはどれか。

a 運行距離は、レザーに比べて大きくする。
   運行距離は、レザーに比べて小さくする。
b 運行速度は、レザーに比べてゆっくり運行させる。
c 対皮角度は、小さくしレザーをねかせて操作する。
d 添え手は、レザーの運行に比べて強く張るようにする。
   添え手は、レザーの運行に比べて引っ張り過ぎない。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

2    2-19,20


35回 問題48 替刃式レザーによるシェービングに関する次の記述のうち、
    誤っているものはどれか。

(1)皮膚表面の角質を削りやすいので、同じところを繰り返し剃らない。
(2)刃に弾力があり、皮膚表面の凹凸に対応しやすい。
    刃に弾力がなく、皮膚表面の凹凸を切りやすい。
(3)対比角度を小さくし、ねかせ気味にシェービングするとよい。
(4)添え手で皮膚を強く張らず、弾力を持たせるようにして使用する。

2    2-19,20





6 メンズフェイスシェービング


24回 問題47 シェービング技術に関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)ワンシェービングは、毛流の真横または斜め下からレザーを運行する技術
   である。
    ワンシェービングは、毛流の方向に対して45度以内でレザーを運行
    する技術である。

(2)ツーシェービングは、ワンシェービングの後、さらに綿密に剃る技術で
   ある。
(3)「ほり」は、毛流に逆行してレザーを運行する技術である。
(4)「ほり」は、カミソリカブレの原因になりやすいため、今ではほとんど行
   われなくなっている。

1   2-27





9 レディースシェービング


41回 問題 旧50 新53 レディースシェービングに関する次の記述のう
    ち、誤っているものはどれか。

(1) 額は剃り込み、はっきりとした線をつくる。
   剃りこまないでやわらかい生え際の線をつくることが大切である。
(2) うぶ毛を剃ることで化粧料ののりがよくなり、メイクアップの効果があがる。
(3) うなじを美しく見せるため、襟足の生え際をきれいに剃る。
(4) デリケートな肌のため、強い刺激を与えないようにレザーの対皮角度を30度
  くらいとし、対皮圧力は軽く、ゆっくりと運行する。

1     2-39,40,41,42


26回 問題49 レディースシェービングの注意点に関する次の記述のうち、
    誤っているものはどれか。

(1)シェービングの目的により剃る範囲が異なるので、施術をしやすい服装を
   事前に客に提示しておく。
(2)肌はデリケートなため、強い刺激を与えないよう、対皮角度を30度くら
   いにし、対皮圧力は軽く、運行はゆっくりとする。
(3)シェービングソープや使用する化粧料の選定には、十分に配慮する。
(4)女性の毛は細くてやわらかく、肌は男性に比べて弾力に富み傷つきやすい
   ので、レザーは鈍刃より鋭刃のものがタッチがよい。
    女性の毛は細くてやわらかく、肌は男性に比べて弾力に富み傷つきや
    すいので、レザーは鋭刃より鈍刃のものがタッチがよい。


4   2-40


33回 問題49 レディースシェービングに関する次の記述のうち、正しいも
    のの組合せはどれか。

a レザーの対皮角度は45度くらいにする。
   レザーの対皮角度は30度くらいにする。
b 額は剃り込まないで、やわらかい生え際の線を作る。
c レザーの対皮圧力は軽く、ゆっくりと運行する。
d レザーは鋭刃のものを使用する。
   レザーは鈍刃のものを使用する。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

2    2-40


40回 問題49 レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1)シェービング技術を行うことによって、化粧料ののりがよくなる。
(2)レザーの対皮圧力は軽く、対皮角度を30度くらいとする。
(3)かぶれやアレルギーの体質、健康状態などについて、あらかじめ聞いてお
   く。
(4)女性の肌は男性に比べ弾力が少ないので傷つきにくく、斜行角度は毛流に
   対して45度以上がよい。
    女性の肌は男性に比べ弾力があり傷つきやすいので、斜行角度は毛流
    に対して45度以内がよい。


4    2-40


29回 問題48 レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1)化粧の下地を整えるために行う。
(2)ブライダルやフォーマルの装いのときは、襟足や肩、背中までのシェービ
   ングを行う。
(3)肌に強い刺激を与えないように、対皮角度を30度くらいとする。
(4)ネックラインは産毛を残さず剃り込んでかたちを整える。
    ネックラインは産毛を残さず剃り込まないよう剃り、自然のかたち
    を整える。


4    2-40、42


39回 問題49 レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1)うぶ毛を剃ることで化粧の下地を整え、化粧料ののりがよくなる。
(2)うぶ毛の処理は、対皮圧力を強くし対皮角度60度で、すばやく運行する。
   うぶ毛の処理は、対皮圧力を弱くし対皮角度30度で、ゆっくり運行する。
(3)ネックラインや額は、剃りこまないようにする。
(4)眉毛は、目を開いているときと閉じているときの違いを考え、かたちをつ
   くる。

2    2-40、42


45回 問題54 レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1) もみあげは、筆の穂のようなかたちに剃る。
(2) レザーの対皮圧力は軽くし、運行はゆっくりとする。
(3) ネックラインは、剃りこまないように自然なかたちで整え、うぶ毛は残さ
  ない。
(4) うぶ毛は軟らかいので、1回剃りを行う。
    1回剃りで、行ったところを剃り残しがないようにチェックする意味
    で、2回剃りをする。


4   2‐40,42,43


34回 問題50 レディースシェービングに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1)眉毛は表情を表す部分なので、剃り方よりも眉毛の形をどうつくるかが大
   切である。
(2)頭部の産毛は剃りこまないようにし、自然な形で整える。
(3)1回剃りではソープを使い、2回剃りはお湯で行う。
(4)額は剃りこんで、はっきりした生え際の線をつくることが大切である。
    額は剃りこまないで、やわらかい生え際の線をつくることが大切である。

4    2-41,42、44


44回 問題54 レディースシェービングに関する次の記述のうち、正しいも
    のはどれか。

(1) 三つ襟の左右の先は、背骨のほうに向くかたちにする。
    三つ襟の左右の先は、肩のほうに向くようなかたちにする。
(2) 額は、剃り込んで生え際の線をつくる。
    剃りこまないでやわらかい生え際の線をつくることが大切である。
(3) 眉毛の上側は、下がっているほうを先に剃る。
    眉毛の上側は、上がっているほうを先に剃る。
(4) 眼から下の部分は、メンズシェービングと同じ運行順序で行う。

4    2ー42,43






8章項目複合問題


28回 問題49 メンズシェービングに関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1)1回目のラザーリングは、肌の上で泡立てるようにブラシを操作する。
(2)1回剃りは、毛流の真横又は斜め下から行うようにする。
    1回剃りは、毛流の方向に対して45度以内でレザーを運行するよう
    にする。

(3)ネックシェービングは、原則として右側から行うようにする。
(4)もみ上げの添え手は、レザーを動かすのではなく、添え手で皮膚を引き上
   げるようにする。

2    2-22,27、28



















出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/