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理容試験項目集約 解説 9章~14章(24回~46回)

理容師国家試験過去問題(技術理論 9章~14章)
第24回~第46回テキスト項目集約 解説(下段、答とテキストページ)



9章(理容エステティック)


2 スキンケア


36回 問題49 肌の種類と特徴に関する次の組合せのうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)ドライスキン ───── 皮膚の水分、皮脂の分泌が少なくカサカサし
                ている。
(2)オイリースキン ──── 顔全体があぶらぎっている。
(3)センシティブスキン ―― 肌に健やかな血色があり、きめが整っている。
               肌荒れやかぶれ、湿疹ができやすく皮膚が薄い。
(4)老化肌 ──────―― はりや弾力がなく、皮膚がたるんでいる。

3    2-49





3 フェイシャルケア


30回 問題48 フェイシャルトリートメントにおけるスチーミングに関する
    次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a スチーミングは、皮脂、汗の分泌を促進させ、神経の働きを活性化させる効
  果がある。
b スチーミングの方法には、スチームタオルによる場合と機器を使用する場合
  がある。
c てん包で使用するときのスチームタオルの温度は、約50~55℃ が適当で
   ある。
    てん包で使用するときのスチームタオルの温度は、約40~45℃ が
    適当である。

d てん包では、耳介部まで覆い、鼻尖、鼻孔は覆ってはいけない。
    てん包では、側頸部、鼻尖は覆い、耳介部、鼻孔は覆ってはいけない。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

1    2-56、58


40回 問題50 スチームタオルのてん包法に関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1)側頸部までてん包すること。
(2)耳介部をてん包すること。
    耳介部はてん包しない。
(3)鼻尖が覆われていること。
(4)鼻孔が出ていること。

2    2-58


24回 問題48 フェイシャルマッサージに関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1)軽擦法は、手掌全体を使い、なでるように、または局部をあたためるよう
   に軽くさする手技である。
(2)振動法は、指腹を使い強めにさする手技である。
    振動法は、手掌全体を使い、小刻みに振動させる手技である。
(3)圧迫法は、手掌全体と指腹を使い局部を圧迫する手技である。
(4)採撚法は、皮膚をつまんだり、さすったり、もんだりする手技である。

2    2-68,69,70






4 ハンドケア


44回 問題55 下図は、爪の構造を表したものである。A、B、Cに該当する名
    称の組合せのうち、正しいものはどれか。
理容44回55
     A            B                C
(1) ネイルプレート ─── ハーフムーン ──── キューティクル
(2) ハーフムーン ──── フリーエッジ ──── キューティクル
(3) ネイルプレート ─── ハーフムーン ──── ネイルウォール
(4) ハーフムーン ──── フリーエッジ ──── ネイルウォール

1    2‐80(上段の図を参照)





10章(理容クリニック)


6 ヘアチェック(毛髪診断)


29回 問題49 ヘアチェックに関する次の記述のうち、正しいものの組合せ
    はどれか。

a 日本人に多い黒色の毛髪は、ドライヤー、紫外線、アルコールなどでタンパク
  変性を起こすと変色する。
b 毛髪の引っ張り強度が100kg、伸度が約5%の場合、正常な弾力であり、毛
  髪は傷んでいないといえる。
    毛髪の引っ張り強度が150g、伸度が約50%の場合、正常な弾力であ
    り、毛髪は傷んでいないといえる。

c 毛髪は、太いとキューティクルが厚く、コルテックスは少ないので弾力が
  ある。
    毛髪は、太いとキューティクルが厚く、コルテックスも多いので弾力が
    ある。

d 健康な毛髪の水分量は約13%で、11%以下なら乾燥性毛や損傷している
  状態である。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

4    2-100、101(問題に不都合あり)





11章(シャンプーイング&リンシング)


2 シャンプーイングの方法


31回再 問題47 シャンプーイングの方法に関する次の記述のうち、正しい
     ものはどれか。

(1)バックシャンプーは、化粧をしていない髪の短い人に適している。
    バックシャンプーは、化粧をしている人、髪の長い人に適している。
(2)スタンドシャンプーは、髪の長い人や化粧をしている人に適している。
    スタンドシャンプーは、化粧をしていない髪の短い人に適している。
(3)バックシャンプーは、首が圧迫されることがないので力強くシャンプーができる。
    バックシャンプーは、首が圧迫されるので注意する。
(4)スタンドシャンプーは、顔面にシャンプー剤が流れないように注意する必要が
   ある。

4    2-120


33回 問題50 バックシャンプーに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)髪の長い人や化粧をしている人に適している。
(2)リアシャンプーとくらべて首への負担が軽減されている。
    リアシャンプーとくらべて首が圧迫されるので注意する。
(3)長めのもみ上げ、耳前部、ネープなどは洗いにくく、特に流しにくいので
   十分にゆすぐ。
(4)耳にお湯や泡が入りやすい。

2    2-120


45回 問題55 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1) バックシャンプーやリアシャンプーでは、首を動かすときはソフトにゆっく
  り行う。
(2) シャンプー剤は、直接原液を頭皮につけて使用する。
    シャンプー剤は、まず手のひらにとってよくのばしてから毛髪全体に
    つける。直接原液を頭皮につけると刺激になることがある。

(3) シャンプーマッサージは、強擦で始まって軽擦で終わる。
    シャンプーマッサージは、軽擦で始まって軽擦で終わる。
(4) 1回目のシャンプーイングはマッサージを目的とし、2回目はクレンジングを
  目的とする。
    1回目のシャンプーイングはクレンジングを目的とし、2回目はマッサ
    ージを目的とする。


1    2‐120,121,124



25回 問題50 シャンブーイングの注意点に関する次の記述のうち、正しい
    ものの組合せはどれか。

a シャンプーイングの前にはブラッシングを行い、毛髪や頭皮に付着したフケ
  や汚れを浮き上がらせておくとよい。
b シャンプー剤は、直接に原液を頭皮につけると刺激が強い場合があるので、
  まず手のひらに取って、よくのばしてから毛髪全体につける。
c 泡だちが悪い場合は、シャンプー剤をつけ足す。
    泡だちが悪いからといって、シャンプー剤をつけ足さない。
d 1回目のシャンプーイングはマッサージを目的に、2回目はクレンジングを
  目的に行う。
    1回目のシャンプーイングはクレンジングを目的に、2回目はマッサー
    ジを目的に行う。


(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

1   2-121


30回 問題49 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものはど
    れか。

(1)シャンプー剤の濃度に注意し、原液を頭部全体に塗布する。
    シャンプー剤の濃度に注意し、頭部全体に十分に泡をいきわたらせる。
(2)毛髪は水分により膨潤しているので、こすり合わせるように行う。
    毛髪は水分により膨潤しているので、こすり合わせたり爪を立てずに
    行う。

(3)リンシングの際は、シャンプー剤が残らないように、やさしく十分に洗い流す。
(4)1回目のシャンプーイングはマッサージを目的とし、2回目はクレンジン
   グを目的として十分に行う。
    1回目のシャンプーイングはクレンジングを目的とし、2回目はマッ
    サージを目的として十分に行う。


3    2-121


35回 問題50 シャンプーイングの注意点に関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1)泡立ちが悪い時は、シャンプー剤をつけ足し十分泡を立てる。
    泡だちが悪いからといって、シャンプー剤をつけ足さない。
(2)薬液処理の前には、毛髪の汚れのみ落とすようにソフトに洗う。
(3)シャンプー剤は、手のひらにとってよくのばしてから毛髪全体につける。
(4)1回目のシャンプーイングはクレンジングを目的とし、2回目はマッサー
   ジを目的として行う。

1    2-121


38回 問題50 シャンプーイングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)シャンプー剤は、まず手のひらにとってよくのばしてから毛髪全体につけ
   る。
(2)薬液処理の前には、毛髪の汚れのみを落とすようにソフトに洗う。
(3)事前にブラッシングを行い、毛髪や頭皮に付着したふけや汚れを浮き上が
   らせておく。
(4)リンシングの際は、シャンプー剤が残らないように頭毛を強くこすりあわ
   せる。
    リンシングの際は、シャンプー剤が残らないようにお湯をたっぷり使
    い、優しく十分に洗い流す。


4    2-121


39回 問題50 シャンプーイングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)お湯の温度は、40度前後が適温である。
(2)シャンプー剤は、手のひらにとってよくのばしてから毛髪全体につける。
(3)泡立ちが悪い場合は、一度流してからもう一度シャンプー剤をつけて洗
   う。
(4)薬液処理の前には、頭皮の汚れを良く落とすために強く洗う。
    薬液処理の前には、毛髪の汚れのみを落とすようにソフトに洗う。

4    2-121


43回 問題 旧50 新53 シャンプーイングに関する次の記述のうち、
    誤っているものはどれか。

(1) 湯の温度は40℃くらいが適温である。
(2) 泡立ちが悪いときは、シャンプー剤をつけ足す。
    泡立ちが悪いからといって、シャンプー剤をつけ足さない。
(3) シャンプー剤は、手のひらに取ってよくのばしてから毛髪全体につける。
(4) 薬液処理前のシャンプーイングは、毛髪の汚れのみを落とすようにソフト
  に行う。

2    2‐121


46回 問題54 シャンプーイングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1) お湯の温度は、40℃ぐらいが適温である。
(2) 1回目のシャンプーイングはクレンジングを目的とし、2回目はマッサージを
  目的とする。
(3) リンシングの際は、シャンプー剤が残らないようにお湯をたっぷりと使う。
(4) 汚れがひどい場合は、毛髪を強くこすり合わせて洗う。
    汚れがひどい場合でも、強くこすり合わせたり、爪を立てるような
    乱暴な洗い方をしない。


4    2-121





4 リンシング


24回 問題50 リンシングにおけるリンス剤の目的に関する次の記述のうち、
    誤っているものはどれか。

(1)毛髪をしなやかにし、しっとりさせる。
(2)毛髪を保護する。
(3)毛髪の汚れを落とす。
    リンス剤に毛髪の汚れを取る機能はない。
(4)毛髪に自然なツヤや光沢を与える。

3   2-135





11章項目複合問題


27回 問題50 シャンプーイングに関する次の記述のうち、正しいものの組
    合せはどれか。

a 現在、最も多く使用されているシャンプー剤は、脂肪酸石けん系のシャンプ
  ー剤である。
    現在、最も多く使用されているシャンプー剤は、高級アルコール系のシャ
    ンプー剤である。

b コンデイショニングタイプのシャンプー剤は、ふけ、かゆみの軽減、消臭に
  効果がある。
    コンデイショニングタイプのシャンプー剤は、頭皮と毛髪の保護、補強、
    艶出しなどに効果がある。

c シャンプーイングの方法のうちリアシャンプーは、バックシャンプーに比べ
  首への負担が軽減されている。
d ドライシャンプーは、病気などで毛髪を濡らすことができない場合に行う方
  法である。

(1)aとb   (2)bとc
(3)cとd   (4)aとd

3    2-116、120、134


36回 問題50 シャンプーイングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)シャンプーイングは、頭皮・毛髪を洗浄して清潔にする。
(2)シャンプー剤で最も使用されているものは、高級アルコール系のシャンプ
   ー剤である。
(3)シャンプーイングは、強くこすり合わせたり、爪を立てるようなことはし
   ない。
(4)泡立ちが悪い場合、シャンプー剤をつけたし、泡立ちが良くなるまで塗布
   する。
    泡だちが悪いからといって、シャンプー剤をつけ足さない。

4    2-114,117,121


37回 問題50 シャンプーイングに関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1)シャンプー剤は、手のひらにとってよくのばしてから全体に塗布する。
(2)リンシングの際は、シャンプー剤が残らないように十分にすすぐ。
(3)薬液処理の前には、毛髪の汚れのみを落とすようにソフトに洗う。
(4)シャンプーマッサージは、強擦で始まって、軽擦で終わる。
    シャンプーマッサージは、軽擦で始まって、軽擦で終わる。

4    2-121,124






12章(理容マッサージ)


2 理容マッサージのマニピュレーション


31回 問題50 理容マッサージのマニピュレーションに関する次の記述のう
    ち、正しいものはどれか。

(1)叩打法は、主として前腕部の筋を振わせ、その振動を手指や手掌に伝える
   技法である。
    叩打法は、手掌、手掌外側面、指の先端を組み合わせて規則正しく叩
    く技法である。

(2)軽擦法は、マッサージする部分に手をぴったりとつけ、軽い連続した動きで、
   さする技法である。
(3)強擦法は、手指や手掌で皮膚を瞬間的に短く強く圧迫する技法である。
    強擦法は、皮膚を押さえつけながら強くこする方法で、指先や手掌で
    円形運動を行う。

(4)振動法は、手掌、手掌外側面、指の先端を組み合わせて規則正しく叩く
   技法である。
    振動法は、主として前腕部の筋を振わせ、その振動を手指や手掌に伝
    える技法である。


2    2-139、140,141



46回 問題 55 ヘッドマッサージに関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1) 軽擦法には、表面軽擦法と深部軽擦法がある。
(2) 強擦法は、皮膚を押さえつけながら強くこする技法である。
(3) 圧迫法は、手指や手掌で頭皮をもむ技法である。
    手指や手掌で皮膚を圧迫する手技で、瞬間的に短く圧迫する方法と、
    持続的に長く圧迫する方法とがある。

(4) 振動法は、振せん法又はバイブレーションともいう。
3   2-139,140,141





3 ヘッドマッサージの一例


26回 問題50 ヘッドマッサージに使用するヘアトニックに関する次の記述
    のうち、誤っているものはどれか。

(1)アルコール含有量の多いものは荒れ性の頭皮に使用する。
    アルコール含有量の多いものはあぶら性の頭皮に使用する。
(2)ヘアトニックの主成分は、アルコールと水で、各種清涼剤、殺菌剤などが
   配合されている。
(3)塗布に際しては、頭皮を強くこすりすぎないように注意し、動作は機敏に
   軽快に行う。
(4)ヘアトニックは、頭皮に快い刺激とさわやかな清涼感を与える。

1   2-142


28回 問題50 ヘッドマッサージに関する次の文章の(  )内に入る語句
    の組合せのうち、正しいものはどれか。

「ヘッドマッサージは、軽擦から始めて( A )で終わるようにし、揉撚法の
 ときは指頭や( B )のやわらかいところで( C )ようにする。」

   A       B      C
(1)強擦 ――― 指球 ――― もむ
(2)軽擦 ――― 指側 ――― さする
(3)強擦 ――― 指側 ――― さする
(4)軽擦 ――― 指球 ――― もむ

4    2-144(下段、技術上の注意事項を参照)





12章項目複合問題


29回 問題50 理容マッサージに関する次の記述のうち、誤っているものは
    どれか。

(1)揉撚法は、手指や手掌で皮膚を圧迫する手技で、エフルラージュともいう。
    揉撚法は、もみほぐす手技で、主として筋肉に行う。ペトリサージュと
    もいう。

(2)強擦法は、皮膚を押さえつけながら強くこする方法で、指先や手掌で円形
   運動を行う。
(3)機器を使わずに手指だけで行うマッサージをマニピュレーションという。
(4)理容マッサージの目的は、血液・リンパ液の循環をよくして、頭皮の生理
   機能を高める。

1    2-138、140






14章(スキャルプトリートメント)


2 スキャルプトリートメントの種類


30回 問題50 スキャルプトリートメントに関する次の記述のうち、正しい
    ものの組合せはどれか。

a ドライスキャルプトリートメントは、潤いがない荒れ性頭皮に対して行う方
  法である。
b オイリースキャルプトリートメントは、あぶら性頭皮に対して行う方法であ
  る。
c 皮脂を奪う強いアルコールを含む養毛料は、乾性のフケに対する処置として
  使用する。
    皮脂を奪う強いアルコールを含む養毛料は、あぶら性頭皮に対する処置と
    して使用する。

d 保湿力のあるシャンプー剤は、あぶら性頭皮に対する処置として使用する。
    保湿力のあるシャンプー剤は、荒れ性頭皮に対する処置として使用する。

(1)aとb  (2)bとc
(3)cとd  (4)aとd

1    2-159、160





















出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/