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25回

第 25回理容師筆記試験問題
(平成 24年 3月4日実施)



■関係法規・制度

問題1 保健所に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a 保健所の業務として、精神保健に関する事項は含まれている。
b 保健所の業務として、栄養の改善及び食品衛生に関する事項は含まれてい
 ない。
c 都道府県以外は保健所を設置することができない。
d 保健所には、理容所の立入検査を行う環境衛生監視員が配置されている。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
4


問題2 理容師免許に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 理容師が、理容所で理容の業を行った場合、無資格者が業を行ったこと
  になる。
(2) 理容師免許は、一度与えられれば取消処分を受けない限り生涯にわたっ
  て有効である。
(3) 理容師免許を与えるのは厚生労働大臣で、日本国内だけで有効である。
(4) 理容師試験に合格すれば自動的に理容師名簿に登録されて、理容師免許
  証が交付される。
4


問題3 理容所以外の場所で現容の業を行うことができる場合の記述として、
   誤っているものはどれか。

(1) 改築工事のため、届け出ていない仮出舗で数日間理容を行う場合
(2) 寝たきりの人に対して理容を行う場合
(3) 入院中の患者に対して理容を行う場合
(4) 婚礼の参列者に対してその儀式の直前に理容を行う場合
1


問題4 理容所の開設に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 開設をしようとする者は、理容師の免許を受けた者でなければ行うこと
  ができない。
(2) 開設の届出書に記載されたすべての理容師について、施行規則で規定さ
  れた疾病の有無について、医師の診断書を添付しなければならない。
(3) 開設の届出は、開設後すみやかに行わなければならない。
(4) 会社がその従業員の福利厚生のために設ける場合は、開設の届出は必要
  ない。
2


問題5 理容師免許の取消処分に該当する事由は、次のうちどれか。

(1) 特別な事情がないのに、理容所以外の場所で理容の業務を行った場合
(2) 客1人ごとに、皮膚に接する布片を取りかえなかった場合
(3) 業務の停止処分に違反して、業務停止の期間中に理容を業とした場合
(4) 伝染性の疾病にかかり、その就業が公衆衛生上不適当な場合
3



■衛生管理 公衆衛生・環境衛生

問題6 2008年(平成20年)におけるわが国の出生数は、次のうちどれか。

(1) 約300万人    (2) 約200万人
(3) 約100万人    (4) 約50万人
3


問題7 次の無機質のうち、過剰に摂取すると高血圧の原因となるものはど
   れか。

(1) ナトリウム   (2) カルシウム
(3) リン      (4) 鉄
1


問題8 次の在宅福祉サービスのうち、日帰りで通所させるものはどれか。

(1) ホームヘルプサービス
(2) デイサービス
(3) ショートステイ
(4) 訪問看護サービス
2


問題9 住居の衛生に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 人の生活する住居の快適性は、採光、照明、換気、冷暖房、広さなどに
  よって決まる。
(2) 自然光には、直射日光と天空光がある。
(3) 気密性の高い建築では、機械換気は不要である。
(4) 室内の冷房法には、納涼法、局所冷房法、中央冷房法がある。
3


問題10 空気成分に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 窒素は、不活性ガスである。
(2) 酸素は、大気中に約21%存在する。
(3) 二酸化炭素は、炭酸ガスともよばれる。
(4) アルゴン、ネオン、ヘリウムは、地球温暖化に深く関与している。
4



■感染症

問題11 次の感染症と病原体に関する組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1) ペスト ――――― リケッチア
(2) 狂犬病 ――――― ウイルス
(3) 結核 ―――――― 細菌
(4) マラリア ―――― 原虫
1


問題12 免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 免疫は、先天免疫と後天免疫に大別することができる。
(2) 二十歳くらいまでは、母親から受け継いだ免疫がある。
(3) 一度かかると二度とかからないか、かかりにくくなる感染症がある。
(4) 他の個体で生じた抗体を移入して免疫を獲得する方法がある。
2


問題13 感染症の感染源や感染経路に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 潜伏期であっても、すでに病原体を体外に排出している場合がある。
(2) 患者の早期発見は、感染源に対する対策として有効な手段である。
(3) 母体が感染しでも胎盤が介在するため、胎児に感染しない。
(4) 病原体を保有する土壌が感染源となることがある。
3


問題14 ウイルス性肝炎に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) A型肝炎は、経口感染が主な感染経路である。
(2) B型肝炎は、医療行為と性行為が主な感染経路である。
(3) C型肝炎は、空気感染が主な感染経路である。
(4) A型、B型、C型肝炎のうち、持続性感染がなく、慢性肝炎に移行しないの
  はA型肝炎である。
3


問題15 感染症法における感染症の分類に関する次の記述のうち、誤っている
    ものはどれか。

(1) 一類感染症は、感染の疑いがあるだけでも強制的に入院させられることが
  ある。
(2) 三類感染症の患者は、就業禁止の措置をとられることがある。
(3) 四類感染症は、人から人へ感染しない。
(4) 五類感染症の患者を発見したときは、医師のほか理容師も届け出なければ
  ならない。
4



■衛生管理技術(消毒法)

問題16 理学的消毒法とその注意点に関する次の記述のうち、正しいものの組
    合せはどれか。

a 煮沸消毒は、沸騰後1分間以上煮沸すれば十分に消毒の目的を達成できる。
b 紫外線消毒は、あらゆる微生物を殺滅することができるが、物体の表面だ
 けにしかその効果は及ばない。
c 蒸気消毒は、かみそりや血液の付着した器具の消毒には適用できない。
d 紫外線消毒は、血液が付着していないかみそりであれば、その消毒に適用
 できる。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
2


問題17 消毒薬の殺菌効果に影響を与える3要素(因子)は、次のうちどれか。

(1) 温度 ―― 濃度 ―― 照度
(2) 濃度 ―― 照度 ―― 時間
(3) 照度 ―― 時間 ―― 温度
(4) 時間 ―― 温度 ―― 農度
4


問題18 被消毒物と適切な消毒方法に関する次の記述のうち、誤っているもの
    はどれか。

(1) プラスチック製のコームは、煮沸消毒かエタノール消毒が適している。
(2) スチームタオルは、次亜塩素酸ナトリウム消毒か煮沸消毒が適している。
(3) 毛払い用ブラシは、逆性石けん消毒か両性界面活性剤消毒が適している。
(4) カット専用レザーは、紫外線消毒かエタノール消毒が適している。
1


問題19 理容所の清潔維持に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 常に清潔に心がけていれば、必ずしも1日に1回清掃する必要はない。
(2) 作業場の清潔維持については、法令で義務付けられていない。
(3) 洗い場は、常に清潔に心がける必要のある場所である。
(4) 汚物箱などは、ふたをしておけば清潔に対する気配りは必要ない。
3


問題20 消毒薬使用液(希釈液)の調製に関する次の記述のうち、正しいものは
    どれか。

(1) 10%逆性石けん製剤10mlで調製できる0.1%逆性石けん水溶液は、2000mlで
  ある。
(2) 5 %グルコン酸クロルヘキシジン製剤5mlで調製できる0.05%グルコン酸ク
  ロルヘキシジン水溶液は、5000mlである。
(3) 5 %次亜塩素酸ナトリウム製剤5mlで調製できる0.01%次亜塩素酸ナトリウ
  ム水溶液は、500mlである。
(4) 15%両性界面活性剤製剤10mlで調製できる0.1%両性界面活性剤水溶液は、
  1500mlである。
4



■理容保健 人体の構造及び機能

問題21 次の筋肉のうち、顔面に存在するものはどれか。

(1) 広背筋    (2) 大胸筋
(3) 三角筋    (4) 皺眉筋(すうびきん)
4


問題22 交感神経が優位になったときに起こる現象で誤っているものは、次
    のうちどれか。

(1) 消化管運動の亢進   (2) 脈拍数の増加
(3) 気管支の拡張     (4) 瞳孔の散大
1


問題23 眼球内で光を感じる錐状体があるのは、次のうちどれか。

(1) 強膜    (2) 水晶体
(3) 網膜    (4) 硝子体
3


問題24 糖尿病に関係する重要なホルモンは、次のうちどれか。

(1) インスリン    (2) プロゲステロン
(3) オキシトシン   (4) アドレナリン
1


問題25 血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 病原体や異物を破壊する貧食作用は、赤血球が担っている。
(2) 正常成人の血液量は、体重の約8%である。
(3) 血小板は、酸素を運搬する作用をもっている。
(4) フィブリノゲンは、血液の細胞成分である。
2



■皮膚科学

問題26 皮膚と皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 皮膚は、表面より表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできている。
(2) 表皮の角化に関係する細胞には、角質細胞、顆粒細胞、有線細胞、基
  底細胞
(3) 真皮内に最も多く存在する線維成分の種類は、膠原線維である。
(4) ランゲルハンス細胞は、メラニンという色素をつくる。
4


問題27 皮膚と皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、正しいものは
    どれか。

(1) 頭毛では、休止期が最も長く、生長期が短いのが特徴である。
(2) 毛根の外側をさやのように包んでいる組織を毛母という。
(3) アポクリン腺(大汗腺)の汗管は、毛包内に開口している。
(4) 爪は、コラーゲンという硫黄を含むタンパク質の一種からなる。
3


問題28 皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤ってい
    るものはどれか。

(1) 脂肪膜(皮脂膜)は、弱アルカリ性に保たれている。
(2) 脂腺の発育は、男性ホルモンの刺激により起こる。
(3) いわゆるトリハダ反応は、立毛筋の収縮により起こる。
(4) 皮脂の分泌量は、頭部、特に額が最も多い。
1


問題29 皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているも
    のはどれか。

(1) 老化により皮膚の分泌作用が低下して、皮膚が乾燥してくる。
(2) 紫外線により、皮膚が赤くなったり、黒くなったりする。
(3) あぶら性の皮膚では、皮脂の分泌量が正常以上に多くなっている。
(4) 心臓が悪くて血液の循環が悪いと、皮膚は黄色を帯びる。
4


問題30 皮膚疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。

(1) 疥癬(ヒゼン) ―――――――― 細菌
(2) 帯状疱疹(帯状ヘルペス) ――― ウイルス
(3) アタマジラミ症 ――――――― カンジタ
(4) 尋常性毛瘡(カミソリカブレ) ― 真菌(カビ)
2



■理容の物理・化学

問題31 光に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 赤外線は、赤色光の外側の長波長側に分布する領域の光である。
(2) 赤外線と紫外線は、どちらも肉眼では見えない。
(3) 赤外線は、熱作用と皮膚への数ミリメートル程度の浸透により血液循環
  を促進させる。
(4) 赤外線は、強い殺菌作用を示すので赤外線灯として器具の消毒にも使用
  される。
4


問題32 温度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 絶対温度は、日常生活で普通に使われている温度である。
(2) セルシウス温度の目盛りは、水の沸点と氷点をもとに定められている。
(3) 絶対零度は、セルシウス温度の100℃に相当する。
(4) セルシウス温度は、熱力学温度ともいう。
2


問題33 物質の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 固体が液体となる変化を化学変化という。
(2) 物質を構成する成分を元素という。
(3) 2種類以上の元素が一定の割合で結合している純物質を化合物という。
(4) 酸素や水は、純物質である。
1


問題34 有機化合物に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 有機化合物は、構成成分として必ず炭素を含んでいる。
(2) メタンは、有機化合物中で最も簡単な構造をもつ炭化水素である。
(3) 二酸化炭素は、有機化合物に分類される。
(4) メタノールは、有毒な液体で1価アルコールに分類される有機化合物で
  ある。
3


問題35 次の酸のうち、無機酸に該当するものはどれか。

(1) クエン酸    (2) 酢酸
(3) 硝酸      (4) 乳酸
3


問題36 硬水と軟水に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多量に含む水を
  いう。
(2) 硬水中では、石けんはよく泡立ち、効果的な洗浄作用を発揮する。
(3) 一時硬水は、煮沸するだけで軟化し、軟水となる。
(4) 永久硬水とは、カルシウムやマグネシウムが硫酸塩や塩化物として含ま
  れる水をいう。
2


問題37 香粧品用色材に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) タルクは、主に紫外線遮断材として用いられている。
(2) 雲母チタンは、光輝性顔料として用いられている。
(3) 酸化鉄、カーボンブラック、グンジョウは、体質顔料とよばれている。
(4) 香粧品に用いてよいタール色素とその規格は、理容師法で定められて
  いる。
2


問題38 香粧品に用いられる物質とその主な配合目的に関する次の組合せの
    うち、誤っているものはどれか。

(1) パラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩 ―― ビタミン剤
(2) グリセリン ―――――――――――――――――――― 保湿剤
(3) ブチルヒドロキシアニソール ―――――――――――― 酸化防止剤
(4) クロルヒドロキシアルミニウム ――――――――――― 収れん剤
1


問題39 酸化染毛剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 酸化染毛剤は、化粧品に分類される。
(2) 酸化染毛剤は、使用にあたってパッチテスト(皮膚貼付試験)を行う必要
  がある。
(3) 酸化染毛剤に用いられる代表的な酸化染料は、パラフェニレンジアミン
  である。
(4) 2剤型の場合、通常、第1剤(1液)には酸化染料、第2剤(2液)には過酸化
  水素水が用いられる。
1


問題40 界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 陰イオン界面活性剤は、洗浄力がすぐれているものが多い。
(2) 非イオン界面活性剤は、クリームや乳液の乳化剤として用いられる。
(3) 陽イオン界面活性剤は、毛髪の柔軟効果や帯電防止効果があるため、ヘ
  アリンスやシャンプーに用いられるものがある。
(4) 両性界面活性剤のイミダゾリン型は、皮膚刺激性や眼粘膜刺激性が高い
  ため、香粧品にはあまり用いられない。
4



■理容技術理論

問題41 下図のA、B、Cに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものは
    どれか。
25-1 300
      A           B        C
(1) ゴールデンポイント ――― トップ ―――― ネープ
(2) トップポイント ――――― トップ ―――― ネック
(3) ゴールデンポイント ――― クラウン ――― ネープ
(4) トップポイント ――――― クラウン ――― ネック
3   


問題42 理容用具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) ロングシザーズは、基礎刈用と仕上げ刈用に分けられる。
(2) マグネット式エレクトリッククリッパーは、刃の取り替えが容易で、作
  動は比較的円滑に行われる。
(3) ヘアアイロンのグルーブは、棒状で、加熱された頭毛の曲がる方向を決
  める。
(4) 替え刃式レザーは、コンケーブと斜角部があるのが特徴である。
1 


問題43 カッティングの原理に関する次の記述のうち、誤っているものはど
    れか。

(1) ガイドカットとは、重要なポイントの長さを最初に決めて、その毛髪を
  ガイドに全体を切る方法である。
(2) 直上線カットで毛束を同じ長さにするには、頭皮に対しての引き出し角
  度は重要ではない。
(3) カットは直線的に切るのが原則である。
(4) デザインカットでは、毛束の中心で直角に引き出してカットすると、平
  均した長さになる。
2 


問題44 スタンダードヘアのカットに関する次の記述のうち、正しいものの組
    合せはどれか。

a 基礎刈は、原則として頭部の高いほうからカットする。
b 仕上げ刈は、主に長髪部位の面の仕上げに用いる。
c 毛髪は、長めに切るとその重さで立ちやすく、短めに切るとその弾力でね
 る。
d カッティングにおけるコームの運行は、原則として毛流に対して斜めに運
 行する。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
4  


問題45 デザインヘアのカット技法に関する次の記述のうち、正しいものの
    組合せはどれか。

a スライドカットは、毛束感をつくる時に使う技法である。
b ツイストカットは、毛束をねじった状態でカットする技法である。
c チョップカットは、一つのパネルの中を間引くようにする技法である。
d ブリックカットは、毛先をジグザグにすることで質感を出す技法である。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
1   


問題46 ドライヤーセットに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 毛髪の水分量に注意する。
(2) ドライヤーの熱風が頭皮にあたらないように操作する。
(3) ブラシでテンションをかけたところに熱風をあてるが、長い時間固定し
  ない。
(4) オールバックのセットでは、前頭部を最初にかけて順々に後ろへ移動し、
  毛渦部まで行う。
4    


問題47 パーマネントウェーブに関す次の文章の(  )内こ入る語句の組合
    せのうち、正しいものはどれか。

「現在、多く用いられているパーマネントウェーブの方法は、( A )と
 しての第1剤(1液) と( B )としての第2剤(2液)を用いた( C )
 2浴式である。」

   A        B       C
(1) 酸化剤 ――― 還元剤 ――― 加温
(2) 酸化剤 ――― 還元剤 ――― コールド
(3) 還元剤 ――― 酸化剤 ――― コールド
(4) 還元剤 ――― 酸化剤 ――― 加温
3  


問題48 シェービングにおけるレザーの持ち方に関する次の記述のうち、正
    しいものはどれか。

(1) フリーハンドとは、レザーを指関節によって押し出すようにしてシェー
  ビングを行うことから押しかみそりともいう。
(2) バックハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方でレザーを手前に運行す
  る。
(3) ペンシルハンドとは、刀尾がハンドルの内側に出ないようにして、握る
  ように持つ持ち方である。
(4) プッシュハンドとは、フリーハンドと同じ持ち方で、手関節だけを手背
  側へそらし、切れ刃を向こう側に向けた持ち方である。
4   


問題49 シェービングにおけるレザーの運行に関する次の記述のうち、誤って
    いるものはどれか。

(1) 硬毛のように毛の抵抗が大きい場合は、対皮角度を小さくして軽く運行
  する。
(2) レザーの運行は、毛流にそって運行するよりも斜行したほうが切れ味は
  増大する。
(3) レザーの運行速度は、1ストローク1秒が標準であるが、より速く運行す
  るほうが安全で効率がよい。
(4) レザーは刃先より刃元の方が、安定した操作・運行ができる。
3   


問題50 シャンプーイングの注意点に関する次の記述のうち、正しいものの組
    合せはどれか。

a シャンプーイングの前にはブラッシングを行い、毛髪や頭皮に付着したフ
 ケや汚れを浮き上がらせておくとよい。
b シャンプー剤は、直接に原液を頭皮につけると刺激が強い場合があるので、
 まず手のひらに取って、よくのばしてから毛髪全体につける。
c 泡だちが悪い場合は、シャンプー剤をつけ足す。
d 1回目のシャンプーイングはマッサージを目的に、2回目はクレンジングを
 目的に行う。

(1) aとb    (2) bとc
(3) cとd    (4) aとd
1  









出典

公益財団法人
理容師美容師試験研修センター
https://www.rbc.or.jp/